COLUMN
2025/04/19
森の家Labo『気密の取り方⑧』
・気密の取り方⑧
今回は屋根廻りの新たな取組について説明させていただきます。森の家はもともと屋根パネルというパネルを組んで現場で納めていたのですが、登り梁、母屋梁上に構造用合板の24ミリを張ることに決めました。これをすることで構造をより強化する狙いがありました。
構造をより強化する以外にも利点がありまして、施工方法を変えてからの気密測定では以前よりも平均値が良くなりました。これはほんのわずかな差かもしれませんが、屋根パネル使用時には梁に直接無垢材を載せていたのですが、その無垢材の反りや狂いがある分、気密の数値が悪かったのかもしれません。(構造用合板は無垢材に比べると寸法安定性が高いです)
構造面、性能面を強化することでより快適に、安心できる家づくりを進めてまいります。


