コラム『ジャパンディースタイル』
こんにちは^^展示場スタッフの井原です。
今日は1月の最終日ですね!一ヶ月を振り返るとあっという間でした
年末年始に体調を崩したのもあり、余計に早く感じてしまします。
最近日の暮れが少し遅くなったなと・・感じていますが、そんな季節の移り変わりや
日々の変化を大切にしながら過ごしたいと、改めて感じました^^
日差しがあたたかい日も多いですが、今年は花粉も長期戦になる様なので・・
体調も整えながら気を付けていきたいですね!
さて、本日はふれあい通信1月号よりコラム『ジャパンディースタイル』をお届けします。
北欧生まれのジャパンディースタイルは、日本の伝統的なデザイン要素を取り入れたモダンな建築スタイルの一つです。このスタイルは、日本の美意識や文化、伝統的な建築技術を尊重しながら、北欧の建築デザインと融合させています。
ジャパンディースタイルは、シンプルで洗練されたデザイン、自然と調和した空間、そして機能性がよく、温かみがあり、居心地の良い色調が特徴です。
伝統的な日本の建築は、木材を主材料として使い、縁側や庭園を取り入れたり、自然素材を多用したりすることが特徴です。ジャパンディースタイルでは、これらの特徴を現代の建築に取り入れることで、独自の空間と雰囲気を生み出しています。また、和のテイストを取り入れることで、建物内外の調和やバランスを大切にし、心地良い空間を提供します。
デザインはシンプルです。建物のファサードやインテリアには、和紙や竹、漆喰などの伝統的な素材が使用されることがあります。また、和風の家具や照明、庭園なども取り入れられ、日本の美意識を感じさせる部分と紙や織物などナチュラル感のあるものが多く使われ、空間に温かみと優しさをもたらし、自然との調和を大事にしています。
外とのつながりは、日本の美しい風景や四季折々の移り変わりを感じられるデザインで庭園や植栽を建物に組み込むことで、自然と調和し、リラックスした雰囲気を出すことができます。また、大きな窓を取り入れることで、自然光を活用するだけでなく、景色や風景を楽しむこともできます。
色彩は、ニュートラルで落ち着いた色調です。アイボリー、ベージュ、ブラウン、グレーなどが用いられ、これにより部屋全体が自然でくつろげる雰囲気になります。また、アクセントとして淡いブルーやグリーンが使われることもあります。
手作り感のある工芸品や造作家具も欠かせないものとなります。職人がつくり上げる日本の伝統的な畳、漆喰、格子扉などが、インテリアに温かみを与えます。
ジャパンディースタイルは、日本独自の美意識や文化を尊重しつつ、現代の北欧の建築技術やデザインと融合させたユニークなスタイルとして今注目されています。
そのシンプルで洗練されたデザイン、調和の取れた空間、自然との一体感は、人々に心地良さと癒しを提供し、暮らしやすい環境を作り出すとされています。
(井野口)