「一室多灯?」 ❜ 2023.5
こんにちは^^展示場スタッフの井原です!
皆さま、GWはいかがお過ごしでしたか?帰省や旅行等、今までなかなか出来なかったことが出来ましたでしょうか。
昨日までは気温も上がり夏の様でしたが、今日は雨で気温も下がってくるようですので体調にはお気を付けください!
明日に向けて、今日はゆっくりとお過ごしください^^
さて、ふれあい通信5月号より『住まい考』をお届けします。
住まい考『一室多灯?』
木々の新緑がまぶしい緑の季節です。夏に向かって、屋外でのイベントや楽しみも増えてきますね。
暮らしの中で、照明は欠かせない存在です。家具や内装インテリアとの組合せにより、生活空間は大きく変わります。
これまでは、天井の真ん中に照明器具を設置する一室一灯が一般的でした。最近は、LEDが主流となり照明器具の小型化が進み、暮らしのシーンに合わせた一室多灯(多灯分散)、適材適照の照明計画へと変わってきています。
リビング・ダイニングがつながったり、吹抜けやフリースペースがあったり、テレワークスペースが必要となったりと、間取り形式の変化も要因のひとつです。使用する頻度が高いものですので、日常の動線を考え、照明の役割や特徴を意識して計画することが大切です。
照明計画は、用途にあわせて部屋ごとに行う必要があります。空間の用途としては、①屋外空間、②接客空間、③だんらん空間、④作業空間、⑤プライベート空間に大きく分けられます。例えばだんらん空間では、リビング・ダイニングやキッチンが主な部屋ですが、くつろぐ、会話する、見る、食べるetc.様々なシーンが想定されます。食べるシーンでは料理だけでなく、人の顔も良く見えるようにするのがポイントとなります。照明の明るさや色味によって食べ物がおいしく見えたり、そう見えなかったりするので、実際はおいしくても注意が必要です^^
施工上においても、新築時やリノベ時だからこそ取り入れやすいモノが多くあります。設計時にポイントを把握し、空間のイメージを明確にして照明計画を行うことが重要です。
私たちも10年・20年と先々を考えてご提案をし、豊かな空間性のある家づくりに磨きをかけて参ります (*^_^*)