お家の照明の選び方
今回は秋の夜長を楽しむために、照明に選び方の提案です。
設備の光とインテリアの光
作業をする場所、リラックスする場所、カッコよく魅せる場所など、どんな光のある空間にするかイメージができたら、照明器具を選んでいきます。
その際、必要な照明器具の種類を2つに分類しておくと良いようです。
①照明設備の光
ダウンライトや間接照明、シーリングライトなど部屋全体の明るさとして必要なものを指します。ポイントは、建築工事で照明器具は多くを付け過ぎないようにし、必要最低限なものを選定します。「1室多灯」と言って一部屋の中にいくつかの回路で照明器具を配置すると調整がしやすくなります。また調光機能があれば回路が1つでも調整しやすいでしょう。ここでは生活に必要な明るさキープする役目をつくります。
②インテリアの光
フロアスタンドやテーブルライト、キャンドルなど、自由に配置ができるものを指します。ヨーロッパでは良く使われる手法ですが、日本ではあまりなじみがないようです。
フロアスタンドなどの付け足していく照明器具は、コンセントにプラグを差すことで、リラックスしたいときなど、フレキシブルに対応することができます。デザイン性の良い物が多いので、空間のインテリアとしても楽しむことができます。
特に低い位置に配置し、光の重心を低くすることでリラックス効果が高まり、就寝前の時間をゆったりとした気分で過ごすことができます。
明るさは照度や色温度、取り付け位置によって変わる他、人によって感じ方が大きく違うところが、照明選びの難しさです。後から調整も可能ですので楽しんでお選び下さい。