コラム『梅雨とカビ』
さて、本日はふれあい通信6月号よりコラム『梅雨とカビ』をお届けします。
カビが活動し始めるのは、湿度60%を超えるあたりからといわれています。 湿度70%の状態が続くと数ヵ月、80%以上が続くと数週間でカビが発生するといわれます。
カビの生える条件として温度、栄養、酸素、水分が必要になりますが、生やさないためにコントロールできるのは、水分だけのようです。
梅雨の時期の対策は?
雨の日など湿度が高い日はエアコンを除湿(ドライ)運転させて湿度をさげることが出来ます。室内の空気中に含まれる水分をエアコンの中で結露させて液体にしてドレンホースから家の外に捨てるメカニズムです。
ここで、家の気密性能が重要になります。室内の空気の湿度を下げることが出来ても、隙間の多い家ではそこから湿度の高い空気が入り込んできてしまいます。
気密の良い家では、入り込みが少なくなり省エネ運転で済む為、必要以上に寒くなってしまう事も改善できます。
カビはどこに生える?
湿度の高い場所には違いが無いのですが、家の中でも局所的に生えてしまう場所があったりします。それは空気が淀む場所です。空気が淀む原因はいくつかあります。家の気密性が悪く、計画したように換気が出来ていない場所、換気装置の故障で換気できていない場所、家具や布団など置きっぱなしで物の裏側の空気の循環が出来ない場所、常時水に触れるような場所に生えます。 生やさないために重要なポイントは、気密性能と換気計画、日常の湿気対策になります。
(井野口)