COLUMN
2023/12/15
コラム『パッシブハウス』
さて、本日はふれあい通信12月号よりコラム『パッシブハウス』をお届けします。
エルニーニョ現象の影響で温暖な冬になると予想されておりますが、それでも冬は暖房にかかるエネルギーが増大していく季節です。電気やガスの単価が上がり請求書に驚いたのは1年前の事でした。家の暖房にエネルギーを極力消費しない方法は、昔から考えられてきました。断熱による熱ロスを防ぐ方法や太陽熱の利用による暖房エネルギーを軽減する方法、太陽光や太陽熱によってエネルギーを創り出す方法などがあげられます。
これまで、家を比較検討する場合、感覚的な話やエビデンスとしてもQ値やC値などを基準にしてきていましたが、この方法ではおおよそな比較しかできませんでした。パッシブハウスではPHPPという計算ソフトを用いるため、基準を統一して、精度の高い比較をすることが出来るようになっています。
先日、パッシブハウスジャパンの14周年全国大会が行われました。大和屋が加盟して10年になりますが、この間、認定を受けたパッシブハウスが徐々に増えてきました。特に昨年からは認定物件が急激に増えてきています。これは、日本国内で認定ができるようになったことも関係しています。
大和屋としましても、認定物件を増やし、住宅の省エネ化を推進していきたいと考えております。賛同していただける施主様、ご連絡ください。


