森の家レポート『コロナ禍が生んだ?造作家具①』
✎今年の6月から夫婦・子供(1歳)の3人で森の家に住み始めた木元さんに、日々の暮らしでの気づきや何気ない日常を綴っていただきました。今回はコロナ禍で実現した造作家具のお話をお届けします。
コロナ禍でほぼ100%在宅勤務になった折、「通勤時間が無くなった時間を使ってあなたも料理を作れ!」と妻に窘(たしな)められて、3年ほど前から私もキッチンに立つようになりました。いざやってみると思いのほか良いもので、自分の好きなように味付けを工夫したりして楽しみながらやっています。すると今度は「あなたの作る料理は味付けが濃すぎる!」とご指摘をいただいたりもしますが。(笑)
さて、朝は2人でキッチンに立つのですが、作業スペースが狭いのが難点でした。2人が同時に材料を切って、同時に鍋を使うことが多く、シンク内に鍋に入れる前の材料が残っていて水が使いづらい…といった具合です。以前はキッチンワゴンを使っていましたが、通路が狭くなることと、カップボードの一部を塞いでしまうのがストレスでした。
そこで、引き出し天板付きのカップボードを考案し、造ってもらいました。
これにより引き出し天板の上に材料を載せることができ、常にシンクを使える状態となりました。また、コンロで鍋を使っている時もすぐ後ろに材料があるので落ち着いて調理ができます。使わないときはしまえるので通路も塞ぎません。
天板の下はゴミ箱設置スペースです。行田市は細かくゴミを分別する必要がありますが、すべてのゴミを種類別に一箇所にまとめられるようにしたことで、スッキリした生活導線となりました。
~次回②に続く・・・~