森の家Labo
2022/07/16
森の家Labo 『断熱の施工』
夏は涼しく、冬暖かい家づくりをするために断熱の施工は欠かせません。どんな断熱材を使用しているのか?どれくらいの厚さのものを入れるのか?ご質問をいただくこともありますが、どんな断熱材であれ、しっかりと隙間なく施工がされていることが大切です。隙間があるとそこから熱が逃げてしまい、断熱材の効果が発揮されにくくなってしまいます。また、空気が移動するため、壁の中で結露が起こる可能性があります。壁の中で結露が起こると、断熱材が水分を含みカビや腐食の原因になってしまいます。
森の家は、地域や建築場所の周囲の環境に合わせて、その家に合わせた断熱材の種類と厚さを設計します。また断熱材の組み合わせを行う場合には、WUFI(ヴーフィ)により非定常計算をして壁内結露が起こらないことを確認しています。
▼ WUFI(ヴーフィ)計算の様子。
壁や屋根を構成する建材を入力し、温湿度の変化、結露の有無を予測します。