猛暑の夏、いかがお過ごしでしょうか？

  熱中症対策の上、お体には十分にお気をつけください。

  人間だけでなく木造住宅においても、暑い夏の湿気は大敵です。木材腐朽菌が繁殖することにより、建ものの耐久性に大きな影響を与えてしまいます。そうならない為にも、高気密･高断熱を確保した上で、家の中の空気の出入り口をハッキリとさせ、湿度をコントロールしていく事が重要です。

家の中の温湿度を適正に保っていくことで、より一層、暮らしを快適にしてくれます。温湿度計を設置し、目に見える形で管理をしていくことが大切です。

   快適に感じるかどうかは、温度と湿度のバランスが大きく影響しています。夏の場合は、温度26～28℃、湿度50～60％程度が不快に感じない目安となります。

　夏場、快適に保つポイントとしては･･･1つ目は、エアコンの除湿機能を使って湿気を取り除くことです。2つ目は、扇風機やサーキュレーターを使って、空気を循環させることで温湿度のムラを減らすことです。3つ目は、日差しを家の中に入れない様になるべく窓の外側で日射遮蔽をし、室温の上昇を抑えることです。4つ目は、計画的な換気を行い、家の中で発生する水蒸気をできるだけ抑えることです。ここで注意したいのは、湿気の多い雨の日に窓を開けないことやお風呂の扉を開けっ放しにしないことです。

　家の性能はとても重要です。ただそれだけでなく、間取りや住まい方の工夫も必要となります。カラッとした、ワンランク上の空気の質を手に入れたいものです。

　性能の高い住まいを追求していくと共に、快適な暮らしのアドバイスができる様に、森の家づくりを進めて参ります(*^_^*)