前回お伝えした「土地選び」に加え、パッシブハウス建築の為の土地選び方をお伝えします。

家づくりに欠かすことのできないエコの視点。太陽や風など自然の力を活用した省エネルギー住宅の代表ともいえるパッシブハウスですが、その手法はさまざまです。

建てたい場所の気象データを元に計算式を用いて最適なプランを導くので、特定の工法や建材に頼るわけではありません。大きく変化する要素には、断熱材の種類や厚さがあります。たとえば冬寒い秩父市と夏暑い熊谷市では窓の位置や断熱材の厚さが違ってきますし、同じ熊谷市内でも家の向きによって違いが出てきます。

パッシブハウスやニアパッシブハウスを実際に建ててみたいと考えた時に、まずすべきことは、環境条件のよい土地を探すことです。どこにでも建てられますが、日射が得にくいなどの不利な立地で計画するのは、断熱等の費用が高くなります。

逆の発想で、すでにお持ちの土地がパッシブハウス的に、立地が良くないケースでは、その条件の中で最大限、太陽のエネルギーを活用し、エネルギーロスの少ないプランを提案することもパッシブデザインです

土地を探されている方のご相談も承っております。