パッシブハウス

passive house

世界最高水準の高性能で安心
快適でエコな暮らしを実現する

パッシブハウスとは冷暖房器具のような設備ではなく、

家自体で「快適」「低燃費」「デザイン性」を

考え抜いた家のことです。

パッシブハウス認定要件

「冷暖房負荷が各15kWh/m2以下であること」

「気密性能として50Paの加圧時の漏気回数が

0.6回以下であること」

「一次エネルギー消費量(家電も含む)が

120kWh/m2以下であること」

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パッシブハウス 21の特徴

PASSIVE HOUSE 01

パッシブハウス

森の家 パッシブハウス 木の家 自然素材 
森の家パッシブハウス展示場

パッシブハウスとは、エネルギーを使わない家づくりの為の基準です。

発祥はドイツですが、

今や世界中でこの考え方に賛同した人たちがパッシブハウスを建築しています。

 

私たちは、今までの展示場を未来に残すために、パッシブハウスの基準を満たすリノベーションを行いました。

 

 

この工事により

冷房を使わずに、熊谷の厳しい夏を快適に過ごすことが出来て、

暖房を使わずに、赤城おろしの吹きすさぶ冬を快適に過ごすことが出来る家に近づけたと感じています。

 

冷暖房に使うエネルギーが最小限である事に加え、とても快適な空間が出来上がりました。

PASSIVE HOUSE 02

快適に暮らす家

最適な温度は? 人により違うとおもいます。


冬18℃がちょうど良いと感じる方も22℃がちょうど良いと感じる方もいます。


人が感じる温度は、室内の空気の温度だけでは無く、壁や床や天井や窓の表面温度の影響を大きく受けています。


体感温度=(表面温度+室温)÷2 と言われています。


表面温度が快適温度に近ければ、室内の空気の温度を上げ過ぎることなく暖かく感じられ、

温度差が大きい時と比較して体へのストレスは少なくなり、ヒートショックの予防になります。


暖房設備だけに頼った環境では味わう事が出来ない上質な心地良さは

壁や床や天井や窓のしっかりとした断熱と気密から生まれています。

PASSIVE HOUSE 03

シンプルに暮らす家

今までの家造りに加え、家の燃費計算を行っています。

安心・安全は第一ですが、快適な室内環境を作るために、

エネルギーをふんだんに使う家は、これからは罪な家だと思います。

 

家の配置、向き、窓の大きさを最適なものに近づけて行くこと、例えば冬の日射による取得熱量など計算していきます。

重要なことは自然エネルギーの活用を最大限引き出し、快適の為のコストを最小限にとどめる工夫。

 

暖かさを得るために、大量に地球に降り注ぐ太陽のエネルギーを取り入れ、

涼しさを得るために夜間の冷えた外気を利用する。

 

機械や設備には頼らない、シンプルな方法でこれを実現しています。

シンプルな設備の良さは、壊れにくく、耐久性が良いという点です。

PASSIVE HOUSE 04

広く使える家

温度差の少ない家は、広く使用する事が出来るようになります。

壁や扉で部屋を小さく間仕切る必要が無くなり、廊下となるはずの場所をリビングの一部として使用できます。
ウッドデッキを覆う大きなオーニングは、 夏の日ざしを遮りウッドデッキを快適なくつろぎの場所に変えてくれます。

居心地の良い場所が多い家は、本当に広い家なのです。

PASSIVE HOUSE 05

大きな窓のある家

窓は家の印象に大きな影響を与えます。 パッシブハウスは、大きな窓が特徴的です。
南面の大きな窓は、冬の日射を沢山取り入れる目的で設置しておりますが、 この大きな窓を設置したことにより開放感あふれる景色を楽しむことが出来るようになります。
吹抜けの上から降り注ぐ自然の光は、LEDでは味わう事の出来ない、心地良さがあります。 
大きな窓は住まう人の心に大きな影響を与えていることに気付きます。

PASSIVE HOUSE 06

熱を逃さない窓

暖房機器と窓を比較することは、今までなかったと思います。

 

太陽からの熱を直接取り入れることが出来て、取り入れた熱を外に逃がすことのない高性能な窓は、

暖房機の役割を担っています。

 

見た目にも性能が伝わる3枚ガラスのサッシの窓。

 

気密性、遮音性、操作性に加え、雨の日でも通気しやすい内たおし窓(ドレーキップ)は優れた防犯性をも備えています。

 

 

 

 

窓はその性能と配置場所が重要です。
樹脂や木製のサッシを使い、トリプルガラスを基本として、採光を伴う日射取得量を第一に、通風や隣家との関係など検討し設計しています。

この家の窓からの年間の日射取得量は3288kwhになり、自然エネルギーの活用量となります。

PASSIVE HOUSE 07

熱を逃さない換気

気密のしっかり取れている家では、計画的な換気が必要です。

換気をしっかりとおこない生活の中で発生するCO2の濃度が高くならないようにすることが重要です。

 

しかし、家の断熱性能が高くなるほどに、換気による熱のロスの比率が高くなります。

この捨てられてしまう熱を回収するために熱交換型換気システムが考案されました。

 

熱交換換気システムは、捨ててしまう熱を90%回収することが出来るようになっています。

 

寒い冬でも家の中の暖かさを換気により失う事が無いのはもちろん、

暑い夏は外気温が下がる夜間の涼しい空気をそのまま取り入れる機能により、冷暖房設備だけに頼ることなく、自然のエネルギーを利用して、室内の快適を実現しています。

 

ダクトを使用するタイプの換気ではダクトのルートがとても重要です。給気側のダクトは最短かつ温度差の無い場所に設置することで管内の結露を防ぎます。
温度差がある場所に設置すると結露が起こり、埃が付着しやすくなるためです。

PASSIVE HOUSE 08

日を避ける

「家の作りやうは、夏をむねとすべし。

冬は、いかなる所にも住まる。暑き比わろき住居は、堪へ難き事なり。」 

 

有名な吉田兼好の徒然草の一文です。

 

現代でも、基本的に変わらない考え方で、むしろ温暖化の進んだ今では、

日射との付き合い方を真剣に考えなくてはならないと私たちは考えています。

 

暑い時期の日射による放射熱を家の中に入れないようにするために、軒や庇、落葉樹等を設計することは基本ですが、

外付けのブラインドやオーニングによる日射の遮蔽は自然と触れ合う窓口にもなってきます。

 

 

その為に出来る範囲で最適な方位に向けた家の配置を提案し、夏の日差しが窓からはいってこないように軒や庇を設計することを優先し、それでも除けられない日差しは外付けブラインドやシェードを用いて、外部で日除けを提案いたします。

PASSIVE HOUSE 09

熱を蓄える家

森の家 パッシブハウス 木の家 自然素材 
木質繊維断熱材

鉄と陶器に熱を与え放置すると、鉄の方が早く冷めてしまいます。

 

これは、物質によって比熱が異なるからです。

比熱とは1gあたりの物質の温度を1度あげるのに必要な熱量のことです。

比熱は大きくなるほど、温まりにくく、冷めにくい性質をもっています。

 

木質繊維断熱材は、他の断熱材と比較して、比熱が大きい特徴があります。

またコンクリートは建築資材の中では、大きな熱容量です。

大きな熱容量の物を断熱ラインの内側で使用する事で、大きな蓄熱性能を得るようにしています。

 

蓄熱性能の向上により、家の中の温度変化はとても緩やかになります。

温度変化が少ないことで体へのストレスは軽減され、快適な住環境を生み出しています。

 

PASSIVE HOUSE 10

太陽の熱を利用する

太陽熱で作ったお湯を給湯で使い、余った熱を暖房で使う。


太陽熱温水器のエネルギー交換効率は60%にもなります。

この温水を利用して、お風呂など給湯で使い、更に暖房のも使用する取り組みを行っています。


太陽の熱を使い、地上のタンク内の水を温めるシステムは、太陽熱利用としては比較的新しい形です。

十分に保温されたタンク内は熱エネルギーを貯めておく入れ物となります。


寒い時期の夜、ちょっと暖房が欲しい時などに活躍するシステムです。

PASSIVE HOUSE 11

ながく住む事が出来る家

ヨーロッパでは、築100年以上の家が改修され、普通に使われています。

安全に安心入居サポート暮らすために、

耐震性や耐火性が高い家であることは必須の条件ですが、その他にも

 

 

・壁内結露や雨漏りのない耐水性

・外部の音を遮断する防音性

・簡単に侵入できない防犯性

 

 

様々な視点から考えていかなくてはなりません。

 

 

エネルギーの使用量や快適性についても、これからもっと日本の家は性能が向上していきます。

50年後100年後を考えた家づくりは、その時代へ残す財産となります。

 

 

建て替えたいという気持ちが起きない家づくりは家計だけでなく、環境に対しても優しさがあります。

 

 

ヨーロッパの様に古い家の方が価値が上がる、森の家はそんな家でありたいと願っています。

 

PASSIVE HOUSE 12

断熱

質系断熱材

冬に暖かい家は断熱をしっかり入れなければなりません。埼玉県熊谷市で、例えばグラスウールを使用した場合300㎜位の厚さが必要になると考えられます。
実際には、室内温度を20℃に設定して、外気温度は建築地に近い場所の気象データを使用し、日射取得量や内部発熱量を差し引いて、必要となる暖房需要を計算します。
また断熱材の組み合わせを行う場合には、WUFI により非定常計算をして壁内結露が起こらないことを確認します。

PASSIVE HOUSE 13

気密

大和屋の隙間相当面積の社内基準は0.5c㎡/㎡以下としています。パッシブハウス建築においては50Paの加圧時の漏気回数が0.6回以下としています。全棟気密測定を実施、実測値はブログなどで最新データを更新しております。

PASSIVE HOUSE 14

熱橋をなくす

熱が簡単に通り抜けるところを熱橋と言います。熱の橋です。実は家には熱橋がたくさんあって、多くの熱が逃げてしまっているのですが、外断熱ですっぽり家全体を包み込むようにすることで熱橋を作らないよう対策しています。

温度
スポット1 26.9 °C
パラメータ
放射率 0.92
反射温度 20 °C
相対湿度 50 %
大気温度 20 °C
距離 1m

PASSIVE HOUSE 15

窓はその性能と配置場所が重要です。
樹脂や木製のサッシを使い、トリプルガラスを基本として、採光を伴う日射取得量を第一に、通風や隣家との関係など検討し設計しています。

この家の窓からの年間の日射取得量は3288kwhになり、自然エネルギーの活用量となります。

PASSIVE HOUSE 16

日射遮蔽

夏の冷房負荷を軽減するために、窓からの直射日光を無くすようにします。 その為に出来る範囲で最適な方位に向けた家の配置を提案し、夏の日差しが窓からはいってこないよう軒や庇を設計することを優先し、それでも除けられない日差しは外付けブラインドやシェードを用いて、外部で日除けを提案します。

PASSIVE HOUSE 17

換気

断熱、気密、高性能窓を設置した家では、換気による熱の損失の比率が大きくなってきます。そのため熱交換型の換気システムが必須になります。 ダクトを使用するタイプの換気ではダクトのルートがとても重要で給気側のダクトは最短かつ温度差の無い場所に設置することで管内の結露を防ぎます。
温度差がある場所に設置すると結露が起こり、埃が付着しやすくなるためです。

PASSIVE HOUSE 18

コストバランス

パッシブハウスは自然のエネルギーを活用することで、暖房や冷房のランニングコストを軽減することが出来ます。
120㎡の家で次世代省エネクラスの家(普通の家)とパッシブハウスを比較すると年間で13500kwhの熱の損失を削減する結果になります。電気代を30円/kwhとして実質的なCOP3のエアコンを使用した場合、年間135,000円の差が発生します。
パッシブハウスの建築費用は普通の家よりコストがかかりますが、冷暖房のランニングコストを加味するとおよそ35年で次世代省エネ基準住宅と同じにコストになります。

上のグラフは冷暖房に使用する電気代でエアコンを使用した場合の比較です。黄色がパッシブハウス、濃い青が次世代省エネ基準の家です。
ちなみに緑は暖房負荷を40kwh/㎡以下に抑えた家、水色は同じく60kwh/㎡以下に抑えた家です。(当社比)

PASSIVE HOUSE 19

小屋裏エアコン
床下エアコン

パッシブハウスの課題として

個室の冷房があげられます。
暖気は、比較的個室にも回るのですが、

冷気は個室への供給方法を

検討する必要性を感じています。
これを解消するために

各個室に1台のエアコンからの冷気を

供給することに配慮しています。

一方、暖房は足の裏が直接触れる床が

暖かいとより快適感が高まる為、

床下に暖房用エアコンを

設置するケースが増えています。

PASSIVE HOUSE 20

パッシブハウスに
住むということ

パッシブハウスに住んで最初に感じることは、その快適さです。
暑い夏は、洞窟の中にいるような風を感じない涼しさ。寒い冬は暖房を使用しない時間の方が長く、使用しているときも弱運転で過ごすことができます。冷暖房に使用されるエネルギーも少なく、地球環境に与える負荷も最小限に留めることが出来ます。
温度差の少ない快適な家の暮らしは、体へのストレスが少なく健康との関係も深いといわれています。

人と環境にやさしい家は、壁内結露の心配が無く耐久性も優れています。
建築時に最小のエネルギーで過ごせる家は、20年、30年後も使用するエネルギーは少ないまま保たれ、快適性も維持され、その後も永く住み続けられる家になります。

今を考え、未来を想う。

今まで日本の住宅の耐久年数は30年余りといわれてきました。
これは欧米の住まいと比較するととても短い年数です。
でも、パッシブハウスをはじめとする高性能の家が普及してきたこれからは、住まいの耐久性もきっと永くなるはずです。

PASSIVE HOUSE 21

創業200年を
迎える大和屋

大和屋の想い

大和屋は1824年に材木屋として創業しました。
その歴史の中で、

木を取り扱う仕事に取り組んでまいりました。
木のぬくもりを通して、人々を心豊かにしたい、
「ほんもの」を追い求め、

私たちは日々挑戦し続けます。

すべてはお客様のために
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