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  • 2021年12月11日(土)
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住宅機器の値上げ情報

先日、給湯器メーカーの担当者に、今の給湯器不足の理由を聞きました。

「遅延の理由の一つは、部品の生産拠点が多いベトナムでロックダウンが行われたことですが、10月に解除されたことで正常化の兆しもみえているそうです。しかし、半導体を使用した部品の材料も不足していて、こちらは現在も回復の目途が立っていないそうです。ほかにも物流の滞りなどが複雑に絡み合っていて、出荷量が8月から11月にかけて減少したことで給湯器不足になっている」とのことでした。

「材料価格が高騰しているので、価格改定される可能性もある」と担当者からお聞きしました。

 

住宅設備機器メーカーも値上げに関するニュースがありました。

以下引用

〝[東京 7日 ロイター] – 住宅設備大手のLIXILは7日、一部の住宅用建材・設備のメーカー希望小売価格を2022年4月1日から値上げすると発表した。原材料価格の高騰が続く中で、製品価格の上昇抑制に努めてきたものの、企業努力のみで対応することは困難な状況と判断した。

主な商品の値上げ幅は、ユニットバスルームが4─39%程度、トイレが2─33%程度、キッチンが2─11%程度、住宅用サッシが10─12%程度など。″

 

今年は住宅業界にとって木材が手に入りにくくなる「ウッドショック」の問題がありました。

木材の調達に関しては、いまだ割高感のある価格で取引がされています。

 

アフターコロナ時代のニューノーマルという考え方があります。

多くは、テレワーク、ITスキル、バーチャル等のキーワードが出てくるものですが、住宅の建築材料や機器類が手に入りにくくなり、価格高騰が常態化してきたことを肌で感じます。

家のつくり手として、材料的に無駄のすくない設計と無駄を出さない工事をすることで建物の価格の上昇幅を最小限に留め、高性能な住宅を多くの方に建てて頂けるように取組んで参ります。

森の家の本体価格

                                         井野口

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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