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  • 2020年2月15日(土)
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🏠 家の断熱と気密

こんにちは。先日鴻巣市の「麺屋 ひな多」さんで煮干しそばを頂いた井野口です🍜

まぜそばもいただきましたが、どちらも美味しかったです。

近くに行ったらまた寄りたいです。


♦断熱と気密♦

暖かい家・涼しい家は、建物そのものしっかり造らなければなりません。

床や壁や屋根から熱や空気が漏れないように断熱・気密とる必要があります。

建物がスカスカで熱や空気が漏れているままの建物は、エアコンなどで暖房・冷房をしても、電気代がかかる割に快適な室内にはなりません。

 

🍀読むのが面倒という方はこちらから→すまいの見聞会

 

♦断熱材はどんな種類があるのでしょうか?

断熱材の種類              熱伝導率

  • フェノールフォーム         0.020W/(m・K)
  • ウレタンボード           0.021W/(m・K)
  • 高性能吹付ウレタン         0.022W/(m・K)
  • ポリスチレン            0.028W/(m・K)
  • グラスウール            0.038W/(m・K)
  • EPS                 0.035W/(m・K)
  • ウッドファイバー             0.038W/(m・K)
  • ロックウール            0.038 W/(m・K)
  • セルロースファイバー        0.040 W/(m・K)

熱伝導率が低い数値ほど性能の高い断熱材となります。

また厚くすればするほど断熱効果が高くなります。

例えば性能の高いフェノールフォームを5cmとそれほど性能のよくないウッドファイバーを10cm使用した場合を比べてみます。(熱抵抗値は高いほど断熱効果が高くなります)

フェノールフォーム 厚さ(5cm)0.05m÷熱伝導率0.02 =熱抵抗値 2.5㎡・k/W

ウッドファイバー  厚さ(10cm)0.1m÷熱伝導率0.038=熱抵抗値 2.63㎡・k/W

ウッドファイバーのほうが高い断熱性になります。

実際には、敷地の大きさや間取り、ライフスタイルを考慮して断熱材の組み合わせを選定し、お客様に合った断熱の構成を資料を元にご提案します。

これにより、快適に暮らしていただきながら、暖房や冷房で使用するエネルギーを最小に抑えることが可能になります。

 

 

♦気密とは、家の外皮の隙間の合計面積を床面積で除した数値です♦

例えば60c㎡の隙間があったとして、床面積が100㎡だったとすると

隙間60c㎡÷床面積100㎡=60÷100= 隙間相当面積 C値 0.6c㎡/㎡ になります。

森の家のC値の社内基準は0.5c㎡以下としています。

35坪の家(116㎡)の家の隙間は、58c㎡となります。はがきの半分以下の面積にあたります!

C値は少ないほど、漏気による熱の損失が少なくなります。

C値0.5c㎡/㎡、35坪の家では・・・

0.5×116÷0.7(係数)=40.6㎥(漏気風量)

40.6×0.35W/h(空気の熱量)=14.21W/h(漏気による熱損失量)

約14W/hの熱損失になっています。

漏気と換気を比較すると、換気による熱損失の方が大きいことは確かですが、家全体の空気の流れを考えた計画換気と予定しない場所からの漏気では、住まい心地に差が出来てきます。森の家では計画換気においては熱交換をさせて、熱損失を軽減していますので快適性にさらに大きな違いが出てくることになります。

 

パッシブハウスやニアパッシブU40の家では、断熱と気密は家造りの基本的な部分にあたります。

基本をしっかり作っておくことで、省エネな家でありながら快適な生活を送ることが出来ます(^^♪

 

いつもながら読みにくい文章になってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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