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  • 2019年6月22日(土)
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こだわりの注文住宅!間取りで失敗しないコツ

こんにちは。

最近、発酵食品にハマっている井野口です。

意識して摂るようになって1ヶ月位経ちますが、なんとなく調子が良いように感じます。

プラシーボ効果かもしれません。


 

森の家は注文住宅です。

注文住宅は、間取りの自由度が高いだけに、きちんとした計画を考えておくことが大切です。

設計士が勧めたものでも、お住まいになる方の使い方が、プランに映し出されていなければ、快適な住まいではなくなってしまいます。

 

住まいの設計段階で失敗を少なくするためには、平面を立体で捉えることが有効です。

平面では各部屋の間取りや家具の配置といった部分にクローズアップしがちですが、高さにも注目してみましょう。

 

図面を見て、一見狭く感じる部屋だったとしても、天井が高ければ狭く感じなかったり、使い方を考えると大きさ的にはおさまることはあります。立体的に考えると幅広いデザインや設計の選択の幅がひろがります。

例えば、西日の入る部分に大きな窓があっても、冬は日射の熱を取り入れることに貢献できる窓であれば、夏の日射を遮る物を取り付けることで省エネにもつながる重要な要素となります。その窓が吹きぬけの上部に配置されていれば、1階のリビングを明るくし、照明の使用も少なくなりこれも省エネにつながります。

また、人が動きやすい「動線」も合わせて意識しましょう。

特に子育て中の方は、移動が少なく、家事をこなしやすい動線を意識して置きたいですね。

そして、家族や子どもとの団らんを大切にするなら、家族が集まりやすい部屋を設計しましょう。

まだお子さんのいない方は、将来に備えて「子ども部屋に改装しやすい」スペースを作っておきましょう。

森の家 パッシブハウス 和モダン 薪ストーブ

 

 

住まいの設計では、各部屋のサイズだけではなく、収納スペース、カースペースのサイズも重要な要素です。

お手持ちの家具や荷物が、それぞれのスペースに入るかシミュレーションをしてみましょう。

また車庫を作る場合には、電柱や標識等(車庫入れに邪魔な物が)ないかも合わせて設計士と打合せをしておきましょう。

これらの事は後から気が付くと工事のやり直しとなり、時間と費用が余計に掛かることもあります。

こうしたトラブルを避けるためには、VR(バーチャルリアリティー)での確認や家の燃費シミュレーションがとても有効です。

 

VRは、一見ゲームの様な感覚で軽く考えてしまいがちですが、出来上がった図面をチェックするのにとても有効です。

吹抜けの見え方、照明の明るさ、スイッチの位置、ドアの開閉など実際の家にいるような感覚で確認することが出来ます。

 

 

パッシブハウス設計において、家のどこから熱が逃げてしまているか、冬に窓から日射の熱をどれだけ取り込むことが出来ているのか、夏は窓からの日射を防げているか比較するために、家の燃費計算は重要になっています。

同じ断熱材を使っていても、家の設計で数値が違ってきます。

 

数年後の生活をイメージ

若いうちは、オシャレなデザインを優先しがちですが、年齢を重ねるにつれて好みも変わってきます。

例えば、床はピカピカの大理石よりも木のフローリングや畳の方が維持に気を使わないで済むので住み易かったり、同じ無垢フローリングでもこまめなメンテナンスをしない場合だと、節(ふし)のない檜よりも節のあるレッドパインのほうが10年後に綺麗に見えることもあります。

今は子どもがいなくとも、数年後に生まれる可能性はゼロではありません。、あらかじめ子ども部屋のスペースにも使える場所を作っておいて、子どもが部屋を必要としたら壁を作って部屋にできる「可変性」は重要です。

 

(20年経過したレッドパインの床)

(完成直後のレッドパインの床)

 

住まいのイメージを伝える・・・

住まいのイメージをわかりやすく伝えるには、写真や模型などを使うことが有効です。

最近はインスタやピンタレストで説明されるお客様が増えています。

またインテリア雑誌等を使い、イメージに近い写真をスクラップノートに貼り付け設計イメージを作るのもよい方法です。

こうしたノートがあると、打ち合わせの時にイメージをわかりやすく伝えることができます。

このようにして外装やインテリアのイメージを固めておけば、設計させていただく側もイメージが掴みやすく、お客様にマッチするお住まいをご提案することが出来ます。

もちろん設計させていただく際には、家族構成や生活のスタイル、希望している間取りなども合わせて、詳しくお聴き取りさせていただき、専門家としてのアドバイスをさせていただいております。

 

子育てしやすい間取りとは? 詳しくは→こちらから

子育てのしやすい住まいとは、家事をしながらも子供から目を離すことがなく、両親の見えるところで子供が遊べるような住環境です。

また子供の目線と会う高さのテーブルや畳の位置、効率の良い家事動線を採用し、家事がしやすく子育てにも余裕のある間取りを設計することです。

 

階段や廊下の設計

家のなかを移動するために、動線としての廊下が設置されますが、近年はリビングからキッチンや2階などに直接いけるようなセンターリビングの間取りの家が増えています。

実際に廊下をなくすと居住スペースが広がります。

またリビングにおいてコミュニケーションがとりやすくなることも、おすすめしたいポイントです。

家族の数だけ、間取りの種類は存在します。

既存の概念にとらわれず、自分たちにとって住みやすい住まいを実現を目指しましょう。

予算とこわだり

こだわりの部分を設けたら、「こだわらない部分」も作っておきましょう。

例えば、パッシブハウスの性能は欲しいけれど、お風呂は普通の大きさでよい、トイレは複数いらない、子どもが大きくなるまで、部屋はつくらないなど。

そして、水回りなどの設備も使える機能がそろっていれば良いという考えや、前に使っていたものを継続して使ったり、照明や機器も最小限の機能だけで良いという考え方も必要です。

すべてをこだわりで固めてしまっては、予算内で家を建てることは難しくなってきます。

建材についても同じです。予算内で使えるものがあれば安くても活用するという「柔軟さ」が、魅力のある家のコストパフォーマンスを上げる近道となります。

 

いい土地を見極めましょう

安い土地でも、快適な住まいが実現できます。例えば北側道路の敷地は、まぶしさを抑えながら部屋を明るくできたり、室内の光が逆光ではなく正光になるので、室内に明るく快適な印象をもたらします。

パッシブハウス的には冬の日射を最大限取り込める南向きの窓が必要になりますが、南以外の方位についても周辺の環境と夏の日射遮蔽の取り組みによって、優れた住まいが造れます。

このほか、都市部に多い狭小敷地や、細長い(例:うなぎの寝床)敷地もプラン次第で悪条件を好条件に変えることもできます。

実際に狭小な土地でも、建物の対角線上に開口部をつくると室内に距離感が生まれます。吹抜けを設け天井が高くなると実際の奥行き以上に「広さの感じられる」住まいとなり、快適な住空間が実現できます。

また南北に長い敷地については、奥行きを生かしたプランにすると、部屋数も増え、広がりのある住まいになります。

ただし、土地ギリギリに家を建ててしまうと将来的に必要になったら増築できるゆとりが無くなります。

土地があまっても、もったいないとは考えずに、狭さや不便さを感じることなく暮らせる住まいを目指しましょう。

 

満足できるプランを作成しよう

住まいへの建築の計画が定まってきたなら、住まいの設計に入ります。

ここでは参考として、大和屋の建築計画申込から住まいの完成までの「大まかな流れ」をまとめておきます。

こちらからご覧ください

森の家 定期点検

 

 

大和屋は自社設計

住宅会社によっては、設計は外部に委託されている会社もございますが、大和屋では自社設計をおこなっております。

お客様と入念な打合せを楽しく行わさせていただき、お客様の思いを図面に織り込ませていただいています。

そして、図面通り工事が進んでいるか監理を行います。

工事をするチームスマイルの職人さん達も、長年に渡って森の家を手掛けてきたベテラン揃いで、阿吽の呼吸で仕事をしています。

住まい手はもちろん、造り手も家造りを楽しんでいます^^

 

 

住宅資金の調達

住宅のプラン、予算が分かったら「資金調達」が必要になります。住宅ローンを組む場合、頭金に充てられる資金を準備しましょう。

ただ最近では「頭金0円ローン」もあり、頭金があってもあえて少なくしたほうが、生涯にわたっての支払いが減る場合もあるので、金融機関と打合せしましょう。

なお通常は、物件価格の2割程度を「頭金」として現金で準備します。

低金利時代のいま。家賃を払いながらなかなか増えない貯蓄を続け、頭金が貯まるまで時間を待つのは時間のロスがあります。

このため、頭金が貯まるよりも先に、貯金するはずのお金を借り入れの返済に充てたほうが得というファイナンシャルプランナーもいます。

建築資金を調達する前に、総費用を算出します。注文住宅の請負契約金額は、建物価格であって支払総額ではありません。

実際には、ローン手数料、登録料といった物件価格以外の費用も計算に入れる必要があります。

なお、自己資金をメインに親や親族からの資金援助があれば、ゆとりのある資金計画が立てられます。

関連記事:直系尊属から住宅取得等資金の贈与を受けた場合の非課税(国政上)

住宅ローンの支払いリスクを考える

団体信用生命保険に加入した場合、ローンを組んだ人が亡くなった場合でも、残りのローンが保険金で支払われるようになります。

ただし、団体信用生命保険は「健康」でないと入ることができません。このため、持病がある人は入れないこともあり、その場合には住宅ローンを組むのに連帯保証人が必要となります。

保険は「安心」を生みますが、保険を契約すれば、その分金利や毎月の支払い額がアップするので「実際に支払う金額」は変わってきます。とはいえ、保険に加入しないのはリスクが多き過ぎます。保険がなければ、ケガや事故による出費など突発的な支払いに対応できなくなり、最悪の場合マイホームを手放すことになります。

「備えあれば憂いなし」と言いますが、団体信用生命保険への加入は必須と言えるでしょう。

活用したい補助金・助成金

住まいを取得する際には、すまい給付金の併用で減税効果を上げましょう。

住宅ローン控除は、収めた所得税額に応じて上限が定められています。

このため収入が低い方については「すまい給付金」の併用が可能です。

住まいが共有名義の場合(例:夫婦で契約した場合など)は、共有者それぞれが給付金を申請できるため、マイホームの設計・注文費用としても十分に活用できます。

なお 「100%自己資金」で家を購入した場合はには、住宅ローン控除は利用できません。

 

各自治体によってそのほかの軽減措置も

登録免許税に関しても、一定の要件を満たしている場合は、税率の軽減を受けることが可能です。登記をする際、証明書を添付することによって申請します。各自治体によってもさまざまな税金の軽減措置や補助金があるので、ぜひ調べておきましょう。

マイホームの土地を準備する

家づくりをスタートするときに、まず大前提となるのが「土地探し」です。気を付けておきたい事は、土地の形状によって建てられる形に制限がでる可能性があります。

注文住宅の場合、 いま住んでいる家を建て替えるケースや、実家の敷地内に新居を建てることも考えられるでしょう。

しかし、それ以外「土地の無い方」については土地選びから始める必要があります。

土地探しで注意したいのは、家のプランや予算を立てる前に、先に土地を買ってしまうことです。

先に土地を購入すれば、残された予算内で住宅の費用を捻出するほかありません。

土地あるからといって「満足度の高い」家ができるとは限りません。実際に土地が限られていれば、場合によっては配置計画やパッシブ性能に制限が出てくることがございます。

結果「住んでも満足度が得られない」という事になります。

土地を購入する際には、お気軽にご相談ください。

コンセプトに合う土地かどうか比較しながら、条件に合う土地を購入しましょう。

最後に・・・

最後に、後悔のない家づくりをするためには情報収集が大切です。

一生に一度となる大きな買い物、妥協せずにしっかり検討するようにしましょう。

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