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1824年創業。
木と共に、人と共に。
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居心地のいい家 ~ 子育てしやすい家とは ~
子育ては大変さもありますが、その分喜びや楽しさも多いものです。
やがて巣立っていくことを考えると、子どもと家で多くの時間を一緒に過ごせる期間はそれほど長くはありません。
そのため一緒にいられるうちに、なるべく多くの時間を共有して親子の絆を深めたいものです。しかし、家をせっかく建てたものの、子どもが成長して自室にこもるようになり、家族で一緒に過ごす時間がとれない、すれ違いが多いといったケースもあります。
住まいの造りを工夫することで、子どもとの時間を増やす方法はないのでしょうか。
ライフスタイルに合わせて、家族で共有できるスペースのある家づくりをすると、家族で一緒に過ごす時間が増えるはずです。
例えば、明るく心地良いオープンなLDKがおすすめです。朝日を浴びて皆が自然と集まってくるようなあたたかな場所になります。
また、キッチンの配置もポイントになってきます。子どもがまだ目が離せない様な小さいうちは、調理しながら子供の様子を常に視界にとらえられる、対面型キッチンがおすすめです。この時期の子育てで大切なのは、いつでも互いの姿が見えて一緒に居られる空間です。ふと顔を上げて声がかけ合える様な、そんなふれ合いが子どもに大きな安心感を与えます。
そして子どもは成長とともに、ママのお手伝いがしたい!家族の役に立ちたい!という気持ちが芽生えます。そんな時は、お手伝い・お片づけの習慣が身につく間取りの工夫をしてみたらいかがでしょうか。
ダイニング側にカウンターをつけ、そこに子どもでも片づけやすい高さの収納があれば、スムーズにお手伝いをすることが出来ます。
小さいうちから家族の一員としての役割をもつことは、生活力を身につける上でも、責任感を育てるという観点からも大切です。“お片づけ”から始まり、“自分のことは自分で”という意識が、家族や友人への配慮・思いやりを育て、心の成長を促すのです。是非そんな時期を、親子で大切に育んでいけたら良いですよね。
最近では子ども部屋ではなく、リビングで勉強するスタイルが注目されています。子どもに勉強する習慣がつき、学習を進めやすいことが期待できます。子どもが小学生になれば、毎日宿題等の勉強が始まりますが、なかなか一人で勉強を進めていくのは難しい時期です。共働き家庭が多い今、勉強を見てあげる時間も確保するのが難しいようです。しかし、リビングでの勉強であれば、家事の合間に子どもの勉強をみてあげるといったコミュニケーションも可能になります。
子どもが親の気配を感じつつ、分からないことがあれば直ぐに聞ける、適度に見守られている環境の中で、落ち着いて勉強に集中できるというわけです。
子どもが中学生になると、生活の様子も変わってきます。部活が始まり、塾に通ったり忙しくなることで、家族でふれあう機会・過ごす時間がぐっと減少してしまいます。
そんな時でも間取りの工夫として、リビングを通って各部屋に行くつくり“センターリビング”になっていれば、帰宅時・外出時は必ずリビングを通り自然とコミュニケーションがとれます。
毎日「いってらっしゃい」「いってきます」こんな普通のやりとりの繰り返しが子どもの健やかな成長には、実はとても大事なのです。少しの会話でも、日々のコミュニケーションがあれば親は子どものちょっとした変化にも気づくこともできます。
思春期であるこの時期、考え事が多くなったり、不安や悩みが増えたり将来に向けて大人への準備を始めます。きっと一人の時間・空間も必要ですが、その分いつも家族が傍に居る安心感、ホッとできる家族との時間の大切さをあらためて感じることができるでしょう。
家族の時間は減っても、いつでも集うことのできる安心空間がそこにあることで、子どもの自立、絆をも深めていくのです。
家族がリビングで過ごすことが多い家族は、それぞれが別なことをしていても、一体感を感じやすいです。
子どもが更に成長し高校生になっても、過ごしやすい共有スペースがあれば自室にこもらず、スマホを使うのもリビングといったケースもあるのです。
親世代が子どもの頃よりも、親と子の距離が近いフレンドリーな関係性が築かれやすい面もあります。家族がお互いに信頼しあえる関係をつくっていくためには、一緒に過ごす時間をつくることが大切なのです。
家族で共有できるスペースのある家は、子どもの成長・親子関係に良い影響がたくさんあります。教育効果も期待できますし、何より家族の絆が深まります。
家づくりに絶対はありませんし、ご家庭によってのライフスタイルはさまざまです。求める幸せも色々な形があると思います。
ここまで色々とおすすめをしましたが、それぞれの家庭にとって大切なもの、“家族が集いたいと思う家”を想い描いて、みんなの住みやすさを考えた家づくりをしていくことが、家族の“絆”の第一歩なのではないでしょうか。
大和屋株式会社
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