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  • 2013年1月25日(金)

イメージとストーリー

こんにちは、設計の小林です。

年が明けて早くも3週間を過ぎましたね。

年末に残念ながら残してしまった仕事も一段落し、

今日は浜松町にミーティングへ行ってきました。

今後の社会情勢からこれからの住宅に必要なこと

色々と考えさせられるひと時になりました。

少し時間が空いたので、浜松町駅周辺を歩いてみました。

浜松町駅といえば東京タワーがまず浮かびます、が、

ちょっと距離があるので&去年行ったので今回は行きません。

ポケモンセンターは子供に連れられ年に2回ほど行くので

&今日は仕事なので今回は行きません。

駅の近くに「芝離宮」なるものがあります。入場料は150円。ちょうどいいです。

そうこうしているうちに15分くらいしか時間が取れなくなってしまったので

若干早足で園内を散策していると、こんな風景が目に留まりました。

20130125ko.jpg

見ると単に石を積んで道を作っているようにも見えます。

この道を作った時に、どういう意図があったのかをいくつか考えてみました。

まずは「回遊性を持たせる」ということ。真直ぐに進むよりもジグザグに進むことで、周りの景色、近くの木なども気に留まるかもしれません。

次に「歩く距離を長くすることで、その空間に趣を持たせる」ということ。両側が石なので、少し厳格なイメージを持つことができます。

他にもいろいろあると思います。昔の城では、敵の侵入をスムーズにさせないなどの効果を持ったものもあったようですね。

沖縄では「ヒンプン」という玄関前に建てられたものもあります。

これは目隠しの要素が大きいのだそうです。屏風の働きですね。

20130125ko2.jpg

単に石を積んだり、壁にしたりするのではなく、

しっかりとしたストーリーがあると、そのものの

重みが出てくるのだと思います。

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