こんにちは、設計の小林です。
暑い日が続きますね。
先日は暑い中、構造見学会に来てくださった方々、ありがとうございました!
さて、今日は面白いツールのご紹介です。
「赤外線放射温度計」というものです。
トリガー(引き金)がついていて、レーザーが照射されます。ポイントしたところの表面温度が測れるのです。
森の家展示場の窓は、アルミとアルミの間に樹脂を挟んである断熱サッシ枠です。今日は外気温も高かったので、外側と内側で温度がどのくらい違うかを測定してみました。
直射日光が当たっているところは40.3度もありました!展示場の外側のコンクリート部分の表面温度は57.5度。単純に気温だけで暑さは判断できませんね。
気になるアルミサッシ枠の内側は・・・
34.6度でした。思っていたより高かったです。30~32度位かなと思っていたのですが、引き違い窓であったので、気密がとりにくい分高くなってしまったようです。
ちなみにガラス部分は30度を切っていました。さすが断熱ガラスですね。
断熱サッシ枠でないと、樹脂などの断熱素材が無いため、内側の温度も40度は超えます。
ガラスの性能だけでは、快適な室内温度を保てません。窓で大事な部分は、「ガラス」ではなく「サッシ枠」ということがよく分かりました。
今後も、気になるところをどんどん測っていこうと思います!