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  • 2010年4月23日(金)

職人技

こんにちは。

現場監督の小山内です。

 

今日はオーナー様のお宅の建具調整をしてきました。

 

『和室にある雪見障子を上にあげたら、固定されずに下に降りてきてしまう』

との事でしたので、建具の職人さんにみてもらいました

 

DSCN0598.jpg

障子を取り外してみると、

側面に取付けられているバネの力が弱く、

平らになっている事が原因と分かりました。

障子はバネの力で押しつけられて

固定しているので、バネの力加減が

とても重要になります

職人さんはペンチ等を巧みに使い、らになったバネに丸みを持たせ、微調整を繰り返し行いました。

 

DSCN0601.jpgのサムネール画像

バネの部分を良く見てみると、

一箇所は釘で留められていますが、

反対側はなにも留められていません。

何故かというと、両方とも釘で留めてしまうと

バネの力の逃げ道がなくなり、

障子がはめ込めない・はめ込めたとしても

動かせない等が起こってしまうからです。

見えない部分に、このような工夫が

施されているのです。

障子は職人さんの微調整により、しっかりと固定されながらも、

上げ下げしやすい仕上がりになりました。

 

やはり職人さんの技はすごいですね。

今日は職人さんの技に感謝の日でした。

 

 

あとがき

 

私は視力が弱いので、文字を見やすくするために

前回のブログから文字を大きくしました。

パソコンは文字が小さいので少し苦手です。。。

 

 

 

 

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