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  • 2010年2月10日(水)

「コルクPARTⅡ」

こんにちはホームアドバイザーの川田です。

先日ブログで紹介したコルクフロアーの

もとになっている、コルクを紹介します。

コルクの皮.jpg

コルクは地中海地方に多く分布しております。

植えてから20数年後、樹の皮を剥ぎ取ります。

最初に剥ぎ取ったものは、バージンコルクと言って

表面がごつごつし、加工製品には向きません。

 

写真のコルクの皮は、それ以降9年ごとに

剥ぎ取られるもので、そこからワインの栓を

くり抜きます。

 

ちょうど羊の毛を刈るように、皮を剥ぎます。

寿命が200年くらいですので、18回くらい

皮を剥ぎ、繰り返し使えるため、

究極のエコ商品と呼ばれています。

 

弾力性や反発力があるので、ソフトボール等にワインの栓とソフトボール.jpg

利用されております。

 

皮からくりぬいたワインの栓は

ベテランの女性が選別を行い

一番品質の良い物から

高級ワインに使われるそうです。

 

ソムリエがワインの栓の香りを嗅ぎますが

ワインの栓の品質も一緒に見ているようです。

 

栓をくり抜いた残りの部分を利用して

先日オーナー様に提案した床材が

制作されております。

 

追伸

このコルク樫の実を好んで食べる豚が

イべリコ豚と呼ばれ、あのおいしい生ハムになるそうです。

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