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  • 2009年10月8日(木)

先のことを考えます。

こんにちは、設計の小林です。

今日は屋根のお話です。

先日のブログで、日本の家はバラバラだという話をしましたが、その原因の一つとして屋根の形があります。

屋根の形には何種類かあります。「寄せ棟」「切妻」「入母屋」「陸屋根」などです。詳しく調べればもっと多くの種類があると思いますが、この4種類が代表的でしょう。

古い住宅などは入母屋が多いかもしれません。見た目も豪華で入り組んだ形をしています。昨今日本に建てられている住宅では寄せ棟が多いでしょうか。屋根の角から棟が上っている形です。正方形の建物では屋根の形が四角錐の形になります。

それぞれメリット、デメリットなどありますが、森の家では主に切妻屋根を採用しています。

切妻屋根はシンプルなので入り組んだ屋根に比べて雨漏りの危険性が少ないです。また、切妻にすると、壁と屋根のコントラストで屋根が強調され、デザイン的にもすっきりとして目新しい形も作れます。切妻と陸屋根の混合にしても面白いですね。

最近、省エネの観点から太陽光発電の普及が進められています。切妻屋根は太陽光パネルを載せるにもちょうど良い形で、向きがよければかなりの発電が期待できるでしょう。

私は家の設計を行うとき、屋根の向きにもこだわりたいと思っています。道路から見た感じ、ゆくゆく太陽光パネルを載せることも考えたりと、家の一部分ですが、屋根の形、向きはとても重要なポイントなんです。

家の中にいると見えなくなる部分ですが、妥協せずに家造りをしたいものですね^^

切妻屋根はこちらからどうぞ。

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