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  • 2023年6月11日(日)
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コラム『パッシブハウス/夏の暮らし方』

こんにちは^^展示場スタッフの井原です。

今日も朝から雨ですね☔こんな日はゆっくりとお家で過ごされている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

外から聞こえる雨の音も心が落ち着く感じで好きです。

梅雨時期を味わって過ごしてみるのも良いですね^^

 

さて、本日はふれあい通信6月号よりコラム『パッシブハウス/夏の暮らし方』をお届けします。


 断熱性能の高い家は、冬は暖かく、夏は涼しいと思われています。しかし、冬は暖かいけど夏は暑いと感じられる方もいらっしゃいます。原因は太陽の熱です。

 もともと断熱性の高い家は、よくも悪くも中の熱が外に逃げにくい構造です。中を暖めてしまうとなかなか涼しくならない特徴があります。窓ガラスには日射取得率がありおよそ40%~70%です。この数字は熱を入れない為には、決して満足いくものではなく、さらに家の外側で日射を遮蔽することがとても有効です。設計では庇や軒によってこの日差しを防ぐことを考えますが、時間帯や方位によってはそれでは不十分で、外付けのブラインドやシェード、簾や葦簀が必要になってきます。この時に意外な落とし穴が、方位です。一般的に北面の窓は日射遮蔽の必要がないと考えてしまうものですが、夏は北を方位0°とすると6時で73°、19時で300°まで日射が当たります。北面からも太陽熱が侵入してくることがあるのです。さらに水平に近い位置から日が当たるので熱量も少なくありません。

 家の中を暖めてしまうと、壁や天井、床からの放射熱が夜まで続くことになります。

 これは、冷房を24時間運転させて、最初から暖めてしまわないように暮らされることをお勧めしております。24時間の運転させることにエネルギーの無駄をを感じる方もいらっしゃると思いますが、一度暖めてしまった家を冷やす為に使用するエネルギーとそれほど変わしません。超高気密高断熱の家ですので使用する電力もとても少なく暮らすことができます。また電気代の値上げの話が出ていますが、パッシブハウスなら快適を我慢しなくてもエコな暮らしが実現できます。

 

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