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1824年創業。
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森の家レポート『理想を形に(製菓・製パン作業台)』
✎今年の6月から夫婦・子供(1歳)の3人で森の家に住み始めた木元さんに、日々の暮らしでの気づきや何気ない日常を綴っていただきました。今回は家をつくるにあたってここだけは外せないこだわりのお話をお届けします。
家をつくるにあたってここだけは外せないってこだわりある?そんな夫の言葉に「キッチンにお菓子やパンを作るときの作業台が欲しい!」と即答した。私はお菓子やパンを作るのが好きだ。得意かどうかは別として。長く好きでいると道具がどんどん増えてくる。焼き型だけで山のよう。オーブンやホームベーカリーのような大きい家電も多い。欲を言えばその内パンの発酵器も欲しい。そうなってくると収納するにせよ出しておくにせよ専用の場所が必要だ。
作業台の内部を大きく2つに分け、片面には大きさ違いの引き出しをたくさん。深い引き出しには焼き型をパン用とお菓子用に分けて、浅い引き出しにはケーキクーラーやクッキー用の焼き型を。袋に入れて雑に管理していた沢山のラッピング用品達にも専用の居場所が出来た。
もう片面は敢えての”見せる収納”。食品乾燥機のように使う頻度の少ない調理家電は奥まった場所にしまうと出すのが面倒になってより使わなくなってしまう。出しやすく、かつ綺麗に保つ為の緊張感。隣には様々なサイズの物をまとめて置けるレシピ本専用の本棚も作った。
作業中にしても広々としたスペースがほしい。ボウルを何個も並べたり、材料の袋もどっさり広げたり。キッチンの調理スペースではとても足りない。実家ではダイニングテーブルの上で生地を捏ねていた。だけどそうすると今度は低いのだ。調理工程は前傾姿勢が多いので台が低いと腰が痛い。床から天板までの高さは私の身長と想定される作業に合わせた一番快適な高さを指定した。沢山の材料と一緒にペストリーボードも置ける十分な広さの天板。ハンドミキサーを使うためにわざわざコンセントのある場所まで移動しなくていいように、天板の端にはコンセント。それも粉や汚れが入り込まないよう普段はカバーがしておけるタイプ。
“最高の計画”で作られた私だけの作業スペース。今はまだ私が少し離れただけで大泣きする息子の為に本格的には使えていないけれど。それでもここで作ったお菓子や離乳食用のパンを夫や息子が美味しそうに食べてくれるのを見るのは幸せだ。
まぁ、過去に戻れるなら”最高の計画”を立てた妊娠中の私に「”見せる収納”に入れた物は息子が全部出して床に落とすよ」って教えてあげたいけど。
大和屋株式会社
〒360-0018 埼玉県熊谷市中央3-2
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