新着情報

news

  • 2022年2月12日(土)
  • ブログ

焼杉 (外装材)

こんにちは。 

オリンピック観戦で感動を頂いている井野口です。

オリンピックの舞台に立つまでのドラマも紹介されることが多く、楽しませて頂いております。


こちらの玄関、玄関ドアは大和屋で取り扱っている木製の断熱ドアです。

その廻りの外壁は「焼杉」を貼っています。

“焼杉 とは、耐久性を増すために、杉板の表面を焼き焦がし炭素層を人為的に形成したもの。焼板とも言う。 滋賀県より西の地域で使用される伝統技法で、外壁の下見板や土中に埋まる土留め板などに用いられる。東日本には伝わっておらず、関東地方で同様の仕上げをする場合には墨を塗る手法が用いられる。” ウィキペディア

とあるように、表面を焼いて炭素化することで表面が腐ることを防いだり、木の柔らかい部分の痩せるのを防いだりする効果があります。

 

男性は、学校の『技術』の授業で木をガスバーナーで焼いた仕上げを習った方も多いのではないでしょうか?

今回はそれよりも深い所まで炭化させた焼杉を使用しています。

 

 

塗装をすることで同じような効果を得ることはできそうですが、

焼杉ならではの味わい深い色は綺麗ですね。

杉の焼き方で見た目も違いがあります。もっと炭化させた杉をそのままの状態で使用する場合は、黒色になりますし、焼いた後に焼いた部分を少し落として綺麗にして、その上から塗装をする場合は薄目の色になります。

 

近くに大きな病院やスーパーがあるのですが、外壁に焼杉を貼った頃から道行く人に声を掛けられる頻度が格段に上がりました。

善・目立ち” してます。

 

余った材料は、もったいないのでエアコン室外機のカバーとして使ってみました。

リビングのTV台のにエアコンを設置したことで、この位置にエアコン室外機が来てしまうのを、うまく隠したかったのですが、

外壁材と同じ材料を使用することで、家と一体感が生まれてきています。

 

夜の光に照らされて、なんとも言えない光沢が、存在感を放っております。

新着情報一覧

  • Follow Me
  • instagram
  • facebook