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  • 2021年12月5日(日)
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ビルトインガレージとパッシブハウス

このところビルトインガレージの施工が増えてきています。

前回の見学会もガレージが住宅に併設した建物でした。

ちなみに、ビルトインガレージなどの車庫の面積は、延べ床面積の5分の1を上限として、延べ床面積に算入しないと定められています。

例えば、延べ床面積が250㎡でガレージが30㎡の場合、50㎡までは延べ床面積に参入しないため、ガレージ分を全て除外して計算します。

ビルトインガレージは、車が趣味という方の他、生活動線として便利だからという理由の方も少なくありません。

 

 

雨の日に濡れずに家に入る、趣味の道具などの積み下ろしの負担の軽減、自転車が趣味の方は高価なロードバイクの保管場所としてお使い頂くケースもあります。

 

パッシブハウスに代表される高性能住宅にビルトインガレージを設置する場合は以下の点に気を付けています。

・ガレージの天井の断熱

ガレージの天井の家に2階が設置される設計の家では、ガレージ部分が外気となりますので上の階のとの間の断熱には特に注意をしております。断熱材は吸音効果高い種類の物を選び、エンジン音が直上の部屋に響かないようにすることも生活の質を高めることにつながってきます。

・居室への日射取得量の確保

南道路が前面道路になっている場合、ガレージも南に面することが多くなるので、日射取得を目的とした窓の設置場所と競合してしまうことがあります。日射取得量を計算しながらガレージの配置を設計しております。

・ガレージから室内へのドア

ガレージでは、開き戸よりも引き戸の方が利便性が高いのですが、探すと見つからないのが、性能の高い外から施錠の出来る引き戸です。

ガレージの配置場所など検討したうえで住宅の性能に影響の出ないプランをご提案しております。

                                        井野口

 

 

 

 

 

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