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  • 2021年11月4日(木)
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未来の住宅基準

家を建てようとする場合は、ネットや書籍、既存の展示場、訪問した住宅会社から情報を収集する方がほとんどだと思います。既におこなわれている家造りや、既に建っている家を見ることは得られる情報が多く、ある程度の根拠を確認できるからです。

たまたま訪れた展示場やホームページで十年以上先でも通用する性能を持った家がどれだけあったでしょうか。もしそんな家造りをしている住宅会社に出会えた人たちがいたら、とても幸運です。

10年以上先の地球環境や石油や電気、ガス等のエネルギーコストの事を予想できる事、これは大きな価値があります

地球温暖化が進む中で多くの国々で環境を保全する規制が厳しくなるとよさされます。化石燃料に依存せずに自立して生活できる建物が身近に存在すれば、住宅購入者にとって最高の参考モデルになります。住み始めて数年経った後に不平や不満を心に抱え居住するような今までの住宅しか知らずにいては、利益の損失になってしまうのは自分です。

また日本より10年進んだ家造りをしている国があれば、日本の10年先の家造りを知る手掛かりになります。。

生まれた時から冬でも寒くない家、夏でも暑くない家に暮らしてきた国の人たち考え方やライフスタイルを知ることができ、ここで皮膚感を持てれば、日本の既存住宅とのギャップがどこにあるかも把握できます。

ある住宅性能を超えてくると、参考に出来る家が極めて限られてきます。普通に建築をかんがえていると、将来にわたって価値を発揮できる家との接点が限られ、互いに情報がクロスしないからです。

また可能性に満ちた住宅と出会う為には、自身に価値を判断できる基準があるかが問われてきます。

未来を左右する価値ある家との出会いは貴重だからこそ、積極的な情報収集は欠かすことができず、能動的に動くことが不可欠なのでしょう。

パッシブハウスを提供している弊社のお客様はアクティブな方が多いことがそれを証明しています。

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井野口

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