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「いい家」を造りたい・・・・『森の家・開発の想い』 

「いい家」を造りたい・・・・『森の家・開発の想い』  2021・8・30

 

 8月も下旬にはなったものの「涼しい」と言う言葉を使うには、まだまだ時間が掛かりそうです。夏大好き人間だった私ですが、歳を重ねそれなりの年齢になった今は、大の苦手に。体調が特にどうこうと言う訳では有りませんが、若い頃から自分の体を顧みず、メンテナンスを全くと言っていいほど行わなかったことが原因? そんなことを遅まきながら反省している今日この頃、大和屋の川久保です。

 

 「いい家を造りたい」・・・それは住まい造りに携わるもので有れば、誰しもが思うこと。だだ「いい家」と一言で片付けてしまうには、様々な想いや意味が含まれ過ぎていて、技術屋としては今一つ納得しにくいものが有ります。「いい家」の一言には・・・新しい家・きれいな家・大きな家・高価な家etc – と、各人各様の想いが存在します。ただ、住まいにとって大切な条件は、どんなに技術が進歩しようと、どんなに良い資材が開発されようと、今後も未来永劫変わることは無いと言い切ることが出来ます。

 

それは昔から、ごく一般的に言われていることで「採光・通風・自然素材」。そしてシェルターとしての「強度」。それでも住まいは、時代の返還と共に少しずつ進歩を重ね、20~30年ほど前から、快適性やエコロジーを目指すことが、望まれるようになりました。しかし、その快適性などを大きく左右する住まいの性能は、数十年間ほとんど変わることなく進歩は有りませんでした。それでも、今まで脳溢血や家屋内事故・アレルギーと言う言葉で片付けられていた症状に対し、ヒートショックやシックハウス症候群と言う言葉が広く使われるようになり、性能住宅への関心も少しずつ高まってきました。

 

そして、世界を震撼させた第一次・第二次オイルショックなどの大変な経験も相まって、エコに対する考えも大きく変わってきました。そこで開発されたのが「高気密・高断熱」という考え方に基づいた住まいです。スウェーデンが発祥とされ、世界的な規模で開発が進み、試行錯誤を繰り返しながらここ30年程で飛躍的に進化し、日本でもそれに関する法律が大きく変わりました。それに先駆け、同業他社はもちろん国の政策よりも逸早く開発を始め、商品化へと繋げたのが弊社の「森の家」です。

 

そして時代は「高気密・高断熱」から「パッシブ」へ。まだまだ「森の家」は今後を見据えつつ進化を続けていますが、開発当初の想いは今後も揺らぐことなく変わることは有りません。「森の家」は、自然との調和を最優先に考えた結果、生まれる住まいです。性能を追い求めることも大事ですが、追い求めれば追い求めるほど、自然との触れ合いは遠のいていってしまいます。どんなに暖かくても、どんなに涼しくても、自然との調和とその心地良さが絶対条件で、欠かすことは出来ません。今後もそんな大和屋と「森の家」の動向に関心を持って頂き、暖かくそして厳しく見守って頂ければ幸いです。

 

 

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