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  • 2021年8月30日(月)
  • コラム

柱や梁は「無垢材」と「集成材」どちらがいいの?

気になる人には気になる内容だと思います。

 

「無垢材」とは?・・・1本の木から製材してつくられた木材のことです。

「集成材」とは?・・・製材した板(ラミナーと呼びます)の繊維方向を平行に張り合わせた材のことです。

 

それぞれの特徴

 

「無垢材」・品質の個体差が大きい・割れ、反り、収縮が生じやすい・長年使用されてきた実績

「集成材」・品質が安定している・割れ、反り、収縮が生じにくい・ラミナーを接着剤で張り合わせている

「無垢材」は自然素材、「集成材」は自然素材の加工品といったイメージです。

 

 心配される方は、集成材の健康への影響と耐久性についてご質問されることが多いです。

長く使用されている展示場の梁や柱を見て確認していただくことと、一昔前と比較して長期使用の実績が積みあがってきていますので、その実績を確認いただく事ができます。

 

 価格に関しては、安いのが無垢材で高いのも無垢材。樹種や品質によって価格の幅が大きいですね。ただ今後は、「ウッドショック」という言葉が広まるかもしれません。投機的な要素もありそうですが、実際にも世界的な木材不足とコロナによる流通障害で、柱や梁など構造材の価格が高騰し、手に入りにくくなっており、今までのような供給に戻るには少し時間がかかりそうです。

 これからの住まい造りは、無垢材か?集成材か?というよりも、ちゃんと構造計算をして、しっかりと造っているか? 安心して住まえる家か? ということが答えになってくるようです。

 

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