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  • 2021年3月8日(月)
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ハザードマップ

こんにちは。

久しくラーメン屋さんに行っていない井野口です。

同僚から新しくできたお店の情報を聞いたので、ウズウズしているところです


 

 

これから購入する予定の土地の安全性の確認についてご説明します。

 

これは自治体のHPでも掲載されているハザードマップが参考になります。

熊谷市のハザードマップは洪水と地震に分かれています。

地震は揺れやすさと液状化危険度がそれぞれ表示されています。

液状化の評価基準には地下水位データが使われているので、地震の際の液状化の危険だけでなく、地盤改良工事の要/不要や改良杭の深さにも関係してきます。地盤改良工事費用の参考の1つとしても良いかもしれません。

 

洪水マップは、荒川と利根川の1級河川をそれぞれのマップで表記していて、基準となる雨量は1000年に1度の大雨を想定しています。そのほかにも比較的小さな川に当たる県管理河川のマップもあり、それらを合わせた重ね合わせ図もあります。

それらのマップとは別に内水浸水実績図というものがあります。1000年に一度の大雨も気になりますが、道路の冠水や床下浸水、床上浸水が既に起きたエリアはより身近に感じます。洪水ハザードマップが予想に基づく物であるのに対し、内水浸水実績図は名前が示す通り、過去に発生した箇所を示しているからです。

私が現地調査を行う場合、敷地と道路の高低差や隣地との高低差を確認することと周辺エリア全体の高低差を見るようにしています。敷地より低いエリアが周辺にあれば、そこは道路が冠水するかもしれないですし、逆に家の周辺は安全かもしれません。また水路のようなものがあると特にチェックします。それと、住んでいる人がいたら話を聞いてみたりしています。 

現在は土地売買契約前の重要事項説明で説明することになっていますが、ハザードマップは自治体のHPでチェックできますので、ご自身でもチェックしておきましょう。

 

 

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