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  • 2020年12月14日(月)
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コロナ禍の部屋の換気(再掲載)🍀

こんにちは。

寒い時期を迎え、新型コロナウイルスの影響で室内の換気について、再び話題になることが多くなってきました。

住宅では居室においては2時間で1回は換気できるように換気の機械が設置されています。

換気の方法は、機械で排気して、自然に給気する「第三種換気」と

機械で排気して、給気も機械で行う「第一種換気」が一般的です。

(第一種熱交換型換気の機械本体)

冬に換気を行うと家の中の快適な温度や湿度の空気が外に逃げてしまいますが、熱交換が出来るタイプの換気装置では熱の損失を最小限に抑えることが出来ます。

 

冷たい外気は換気の機械で熱交換され温められてからダクトを通じ、家の中に給気されます。

逆に二酸化炭素などで汚れた家の中の空気はダクトを通じ、換気の機械で熱交換されて外に排気されます。

二酸化炭素の濃度は、建築基準法では1000ppm(0.1%)以下になるように家の換気を設計しています。

人の呼吸には4%位の二酸化炭素があり、一時間あたり30㎥の呼吸をしているそうです。

2時間で1回、家の中の空気を入れ替える量は、35坪の家で天井高2m60㎝とすると一時間で150㎥の換気が出来るよう設計していることになります。(森の家では任意で換気量を調整できるタイプを採用)

 

家の中に給気されて排気されるまでの空気の流れのイメージはこんな感じです。

(SA=給気、  RA=排気)

フレッシュな空気を青色、汚染された空気を緑→黄色で表しています。

給気口から排気口まで家の中を空気が循環するように空気の流れを計画し設計します。

この空気の流れの中に外部につながる大きな隙間があったらどうでしょうか?

その隙間から空気が漏れてしまったり、逆に入ってきてしまうことで、計画通りの空気の流れが出来なくなり、家の中に空気の淀みが出来ることになります。

高気密住宅は隙間の少ない家です。

延床面積40坪の家で全ての隙間の面積を合わせて66c㎡以下(C値で0.5c㎡/㎡)これは大体8㎝×8㎝の大きさです。

このくらいのC値以下であれば計画的に空気を流せるようになります。

 

新型コロナウィルスの対策の1つとして換気が重要

窓を開けて換気が出来ればそれが良い方法ですが、気象条件によって窓を開けにくい場合でも森の家では1~2時間で家の中の空気を入れ替える換気が常に行われているようになっています。

もし、家族に感染された方がいたとして自宅療養となってしまった場合はどうでしょうか?

基本的に人がいる部屋(寝室や子供部屋、LDK)はフレッシュな空気が給気されている部屋となります。

その部屋は、正圧・陽圧となるので部屋の空気は廊下を通り排気口のあるトイレや脱衣室へ流れていくことになります。

対策としては、感染された方が療養する部屋の窓を少し開ける事と部屋のドアにある空気口(スリットやアンダーカット)をテープで塞ぐ事がすぐに出来る方法です。

部屋にはフレッシュな空気が常に給気されています。ドアの通り道を塞がれた空気は開けられた窓から出ていくしかなくなります。

 

換気機械は手動で給気量と排気量をコントロールすることが出来るので、その部屋を病院のような負圧・陰圧室に仕立てることも可能になります。

再び換気についての問い合わせが増えてきましたので、再掲載させて頂きました。(井野口)

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