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窓の役割
こんにちは。
気が付けば、2020年2月2日です。今年の最初の1ヶ月が過ぎました。あっという間のようにも、お正月がはるか前のようにも感じている井野口です。時間の経過する速度は一定のはずなのに、気持ちによって早い遅いの感じ方は違ってくるので不思議です。
今回は窓についてです。
家の窓の役割は・・・
①採光
②通風
③視界確保
④防音
⑤防火(建築する地域によって必要)
⑥断熱
⑦気密
⑧日射取得
⑨日射の遮蔽(アウターシェード等含む)
以上が考えられます。
一般的には、採光、通風、視界確保は最低限、求められる役割だと思います。
居住地の周囲の騒音が大きかったり、家の中で大きな音を出すような場合は防音を考え、防火区域や準防火区域に建てる場合は窓の防火措置を考える必要があります。
高気密・高断熱を掲げる住宅に付ける窓は、断熱性や気密性が求められます。
この時期に気になる窓の結露は窓の断熱性・気密性が上がると結露水の量が減ってきます。
さらにパッシブハウスの窓では、冬期における窓からの日射取得量の多さや窓からの熱の逃げる量の最小化、夏期における窓からの日射を防ぐことも求められてきます。
最近の窓は、特に断熱性や気密性を上げた製品がメーカーから発売されるようになってきており、フレームもかつてのアルミからアルミと樹脂の複合、そしてオール樹脂へと変わり、窓ガラスも1枚から2枚(ペア)、3枚(トリプル)へと断熱性が上がってきています。
(YKK HPより)
先日、YKKさんの体感ショールームを訪問した時に、今主流となっている樹脂窓の体感をしてきました。
日本国内で断熱性能の高い樹脂窓の出荷量ベースで普及率が、20%との事です。
諸外国と比べれば、低いように見えますが、6年前に大和屋がパッシブハウスを手掛けた頃から考えると早いペースで普及してきていると感じます。
パッシブハウス発祥のドイツは木製サッシが主流なのかとも思っていましたが、樹脂サッシが普及していることもわかりました。
現在は国内窓メーカー数社から断熱性能の良い樹脂の窓が発売されています。
これから家を建てる方にとっては、窓の選択肢が広がって良い時代になっています。
パッシブハウスの建築において、窓は特に重要な部分です。
最後までお読みいただきありがとうございます。
大和屋株式会社
〒360-0018 埼玉県熊谷市中央3-2
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