家づくりの基礎知識

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家づくりの基礎知識

家づくりをするうえで最低限知っておくべきことは?

家づくりを計画する上で、どうしても家の外観や内装、間取りなどに目が行きがちですが、家づくりにおいて「目に見えない」家の構造を知っておくことは非常に重要です。 耐震性はもちろんのこと、断熱性・通気性・気密性なども家の造りに左右されます。長く住み続けるマイホームだからこそ、家の基盤に関する知識をしっかり身に着けておきましょう。

ベタ基礎

住宅の中で最も重要な部分といえる「基礎」。 森の家では、ベースコンクリートを一面に打ち、立ち上がり部分と一体とした「ベタ基礎」を採用しています。

ベタ基礎「森の家 標準仕様」

ベタ基礎の利点は、まず丈夫であるということ。建物の重さをベタ基礎は「面」で支えます。その分建物の重さが分散され、結果的に大きな力で家を支えることができます。

また、床下になる部分はすべてコンクリートになるため、クラック(ヒビ)が入らない限り、見えないところでのシロアリ被害が格段に少なくなります。 「基礎自体の重量が布基礎に比べると重く、不同沈下が起こりやすい」という人もいますが、沈下が起こるほど脆弱な地盤は地盤改良(地面などに杭を打ち、地耐力をアップさせる)を行いますので問題ありません。

目には見えないところで家を支えている「基礎」は、まさに「縁の下の力持ち」といえますね。

工法・耐力壁

住宅において、地震や風圧力に耐える要となるのは、梁に始まる構造体です。
現在の日本では、この構造体を「軸組み工法」と「枠組み工法」に大別することができます。
これらの工法には、それぞれ利点があります。

軸組み工法と枠組み工法

■ 軸組み工法(在来工法)
「軸組み工法」は日本古来の工法で、「在来工法」とも呼ばれています。鉛直方向は「柱」、水平方向は「梁」によって構造体を形成しています。さらに、横から力が加わったときのために、壁部分になる箇所には「筋交」を入れます。

基本的に柱と梁で構成されているため、大きな開口部(窓)を設けることができ、プランの自由度が高い、メリットがあります。
軸組み工法の弱点は、構造材の接合部(柱と梁の交わるところ)が強い力を受けたときに破壊されやすいことです。

柱と梁に安定した強度を持つ「集成材」を使用し接合部を「金物工法」で施工することで強度と耐久性は大幅にUPします。

■ 枠組み工法(2×4:ツーバイフォー工法)
「枠組み工法」は、2×4(ツーバイフォー)に代表される工法です。
柱一本一本は貧弱ですが、それに構造用合板を打ちつけることにより、強固な壁を作ることができます。
パネルで家を囲むことで、気密処理を行いやすいという利点もあります。

弱点としては、基本的には壁が必要になるので、大きな開口(窓)を作ることはできません。

2つの工法の利点を生かした、森の家の工法

開口を大きく取り、冬の日光を多く部屋に取り入れる考えの森の家は、軸組み工法が適していると考えられます。オープンな間取りにも軸組み工法は欠かせません。そこで採用しているのが、これら2つの工法の利点を活かしたものです。

柱、梁で軸組みを作り、筋交いの代わりにパネルを使用します。軸組み工法、2x4工法それぞれの利点を活かすことができます。開放的な間取り、日差しを取り込む大きな窓を設置しながらも耐震等級3をクリアすることが出来ます。(標準仕様は耐震等級2)
「安心できる構造、開放的な空間、可変性に富んだ工法」です。

高気密・高断熱

気密性能や断熱性能は、あたたかさや涼しさに関わる重要なポイントです。お客様との打ち合わせを通して、立地条件やお客様のライフスタイルに合わせた最適な断熱性の家をご提案致します。
冬の時期に、無暖房で過ごすことを目標としたパッシブハウス展示場では、隙間相当面積(C値)0.15㎠/㎡、熱損失係数0.68w/㎡・kとしています。冬でも晴れている日では24時間無暖房で18℃を下回る事がありません。
ただし、これで十分と考えているのではなく、体感温度の感じ方などお客様によって違いがございますので打合せさせて頂いております。

日当たり、風向き、夏の気温、冬の気温、土地の形状を考慮し、建物の向きや断熱材の量、窓の配置など事前にシュミレーションを行い、省エネで快適な住まいをご提案致します。

通気・計画換気

日本は季節のある国です。関東では、夏は蒸し暑く、冬は北風が強く寒い、という特徴があります。夏の暑さはじっとしていても汗が出てくるほどです。暑い夏にはエアコンをつけ涼しさを得る、というのが普通の暮らし方ですが、森の家では、夏の暑さ対策をエアコンだけに頼らず、まず太陽熱や暖かい外気をなるべく家の中にいれない、という工夫を行っています。



壁や屋根の断熱材による熱の遮断に加え、通気層を設けることで、暖められた空気を、外に逃がす仕組みになっています。

夏の太陽が当たる屋根や外壁は、非常に熱くなります。その熱を空気の流れと共に外に逃がすので、室内は快適な環境に保たれます。

快適に暮らすためには、空気の循環も重要です。
春や秋の気持ちの良い時期には、窓を開けて風を取り入れ、夏や冬の外気の厳しい時期には機械による換気が必要です。森の家の換気は「熱交換」が標準仕様です。これにより換気することで捨てられてしまう室内の快適な空気の温度を70%~90%回収することが可能になっています。

換気が出来ないと湿気の溜まる場所が出来てしまい、結露が起こり、カビやダニが発生します。それが原因となるシックハウス症などで悩まされる方も少なくありません。適切な換気することによって、これらの害は抑えることができます。
換気の入口と出口の間に隙間を作らないことで、初めて適切な換気が行えます。たとえばストローに穴が開いていたら飲めない事と同じ事で適切な換気を行うためにも気密は高い(家の隙間は無い)方が良いと考えています。

快適に暮らす住まいの条件は、気候に左右されない温度と湿度。冬は暖かく、夏は涼しく、雨が降ってもサラッとした室内が理想的な環境です。
断熱と気密と換気をしっかりと行う事で結露や湿気溜まりが発生せず、家の中は理想的な環境に近づき、省エネで快適な住空間が完成します。この理想的な環境は人に優しいだけでなく、家の耐久性にも大きく貢献します。
健康的な毎日は、元気な家の爽やかできれいな空気から始まります。